Frank Ocean - Sweet Life

ルイジアナ州ニューオーリンズ出身のシンガーソングライター。

生まれ故郷のLAへ移住後、才能を見出された彼は"Brandy""Justin Bieber""John Legend"のソングライティングを手掛け裏方として活動。そんな中、若手HIPHOPクルーとして注目を浴びる"OFWGKTA(Odd Future Wolf Gang Kill Them All)"に加入、自身初のミックステープ『Nostalgia, Ultra』が評判を集め、満を持してのデビュー作『Channel Orange』を発表した。






Channel Orange
Frank Ocean



ジャケットの中に納められた1枚の手紙。

このデビュー作を完成させる前から、話題のシンガーとして知られていたフランク・オーシャン。アルバム先行試聴会の時点で、同性愛的な描写があることが報じられていた彼からのメッセージ。そこには、自身がゲイである事を伝えると共に、そこにいたる苦悩、葛藤、希望、感謝、1人の人間としての成長が綴られている(前回の記事でも触れた事だが、アフリカン・アメリカンの著名人がこういったカミングアウトをすることはとても稀で、勇敢な彼の姿は、多くの人々の心を動かしたに違いない)。そして、こうした彼の人間性は楽曲に姿を変え、繊細な世界観を築きあげている。


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ACO - 哀愁とバラード




absolute ego
ACO





切なさを感じさせる一方で、心の安らぎを与えてくれる。

昨今の時流となっているアンビエントで内省的なR&Bの作品を聴いていると、ふと、このアルバムが恋しくなる。

自身最大のヒットを記録した4th『absolute ego』。儚くも美しいアブストラクト・ビートを中心に、甘く芯のある歌声で女性の内面を描き出した、ACOらしい歌の世界。この曲は、当時21才であった彼女が、同世代の若手ミュージシャン(プロデューサーにKen OGATA、ギターに"Dragon Ash"の降谷建志)を迎え制作された。


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The Internet - Cocaine




Purple Naked Ladies
Internet





OFWGKTA(Odd Future)のDJ/エンジニアを務めるシド・ザ・キッドと、同じくクルーのプロデューサーを務めるマット・マーシャンズによるユニット。

彼らが奏でるのは最新鋭のソウル・ミュージック。HipHopを基盤に鋭い感性を溶け込ませたビートは、シドニーのヴォーカルと相まってメランコリーに浮遊する。楽曲の世界観を表現したこのPVで、シドニー(短髪の方)は自らレズビアンであることをカミングアウトした。


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J. Cole - Crooked Smile




Born Sinner (Deluxe)
J. Cole





ノースキャロライナ州ファイエットビル出身のMC/PD。Jay-Zに見出され、彼が設立したレーベル"Roc Nation"の第1弾アーティストとして契約。デビューまでには数年の下積みが続いたが、ミックステープなどで着実に基盤を築き上げ、デビュー作『Cole World: The Sideline Story』を初登場1位に送り出した。

少年時代からラップと共にビートも手掛けてきたJ.コール。彼が生み出す作品は、実力とセールスが伴った近年のMCとしては異色のソウルフルなHipHop。この曲では、Jennifer Hudson - No One Gonna Love You をサンプリングし、フックにはあのTLCを迎えている。

「Crooked Smile (ゆがんだ笑顔)」とは、メイクや整形などで着飾ったものではない、生まれ持った姿を表現したもの。彼はこの言葉をもって、本来の自分の大切さを唱える一方で、歪んだアメリカ社会を皮肉っている。


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J Dilla - Won't Do




The Shining
J Dilla





少年時代からカセットテープを使ったビート制作を開始。Amp Fiddler の下でサンプラーの使い方を学び Q-Tip と出会いを果たした後は、トッププロデューサーとして生涯を駆け抜けたJ Dilla(Jay Dee)。彼の誕生月であり、この世を旅立った月でもあるこの2月には、今尚多くのアーティスト/ファンによるトリビュートが行われている。

血液の難病に侵され死期が迫る中、Peanut Butter Wolf が病室に持ち込んだ小さなサンプラーを用い、最後の力を振り絞って完成させた作品『Donuts』。そして、その裏で制作されていたもう1つの作品がこの『The Shining』(未完に終わっていたこのアルバムは、盟友 Karriem Riggins が中心となり仕上げられた)。この2枚の遺作には、ディラの魂が込められている。

ラストを飾るこの曲は、自らがマイクを握り、ソロ・キャリアで築きあげてきた地元デトロイトを意識したビートを展開する。PVは、ディラ役を演じる弟の Illa J を始め、多くの仲間達が集い制作された。


http://www.whosampled.com/J-Dilla/Won%27t-Do/


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Author : OGA_Dee

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生粋のインドア派。でも、音に誘われて感情旅行によく出ます。

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